小髙 優人
国立感染症研究所 細菌第一部 研究生
東京都立大学理学研究科生命科学専攻
腸管出血性大腸菌における病原性機構の分子遺伝学的解析、大腸菌の生育・生存に重要な遺伝子の機能解析
論文 -Papers
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Kotaka Y, Hashimoto M, Lee K and Kato J* (2023) Mutations identified in engineered Escherichia coli with a reduced genome. Front. Microbiol. 14:1189877. doi: 10.3389/fmicb.2023.1189877
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大腸菌のゲノムを44%縮小した株を作製し、生育速度が低下した株を適応実験室進化(ALE)によって生育を回復させました。MiSeqとMinIONによるハイブリッドアセンブリでゲノムリシーケンスをし、生育速度が回復した原因を考察しています。
学会発表 -Presentations
- ○小髙優人, 加藤潤一 「大腸菌ゲノム縮小株から同定した生育に重要な機能未知非必須遺伝子の機能解析」(ポスター発表) 2024年6月 第20回21世紀大腸菌研究会@宮崎
- ○小髙優人, 永井敬大, 富永賢人, 倉田竜明, 岩崎渉, 延優子, 田岡万悟, 朝野維起, 加藤潤一 「広く保存されている低分子量Gタンパク質YchFの生体内における機能の解析」(ポスター発表) 2024年3月 第18回日本ゲノム微生物学会年会@千葉
- ○小髙優人, 永井敬大, 加藤潤一 「大腸菌機能未知遺伝子ychFの機能解析」(口頭発表) 2023年9月 第15回日本ゲノム微生物学会若手の会研究会@湯河原
- ○小髙優人, 永井敬大, 加藤潤一 「ゲノム比較と遺伝学的解析による低分子量GTPaseファミリータンパク質YchFの機能解析」(口頭発表) 2023年8月 第17回細菌学若⼿コロッセウム@福岡
- ○小髙優人, 橋本昌行, 李謙一, 加藤潤一 「大腸菌ゲノム縮小株のゲノムシーケンスから同定された機能未知遺伝子の解析」(口頭発表) 2023年3月 第17回日本ゲノム微生物学会年会@千葉
- ○小髙優人, 橋本昌行, 李謙一, 加藤潤一 「大腸菌ゲノム縮小株のホールゲノムシーケンス」(ポスター発表) 2023年3月 第17回日本ゲノム微生物学会年会@千葉
- ○小髙優人, 橋本昌行, 李謙一, 加藤潤一 「大腸菌ゲノム縮小株群から単離した適応実験室進化株のゲノムシーケンス」(口頭発表) 2023年3月 第96回日本細菌学会総会@姫路
- ○小髙優人, 橋本昌行, 加藤潤一 「大腸菌ゲノム縮小株の適応実験室進化によって同定された新規酸化ストレス耐性機構の解析」(ポスター発表) 2022年11月 東京都立大学バイオカンファレンス@東京都立大学
- ○小髙優人, 橋本昌行, 加藤潤一 「大腸菌ゲノム縮小株の適応実験室進化によって同定された新規酸化ストレス耐性機構の解析」(口頭発表) 2022年9月 第1回総合微生物学研究会(第14回日本ゲノム微生物学会若手の会研究会)@修善寺
- ○小髙優人, 橋本昌行, 加藤潤一 「大腸菌ゲノム縮小株の適応実験室進化による新規酸化ストレス耐性機構の同定」(口頭発表) 2022年8月 第16回細菌学若手コロッセウム@札幌
- ○小髙優人, 橋本昌行, 加藤潤一 「大腸菌ゲノム縮小株のゲノムシークエンス」(ポスター発表) 2022年3月 第16回日本ゲノム微生物学会年会@オンライン
- ○小髙優人, 永井敬大, 加藤潤一 「カタラーゼの過剰発現によって引き起こされる生育阻害」(ポスター発表) 2021年8月 第15回細菌学若手コロッセウム@オンライン
受賞 -Award
- 日本学生支援機構 特に優れた業績による返還免除(全額免除) 2024年7月5日
- 第20回21世紀大腸菌研究会, 優秀ポスター発表賞, 「大腸菌ゲノム縮小株から同定した生育に重要な機能未知非必須遺伝子の機能解析」 2024年6月18日
競争的資金 等 -Funding
- 国立研究開発法人 科学技術振興機構 (JST) 国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業(BOOST) 次世代AI人材育成プログラム(博士後期課程学生支援) 東京都立大学 次世代AIを志向した領域リフレーミング(Arena Reframing:AR)双対型博士人材育成プロジェクト 2024年8月 - 2027年3月 390万円/年(研究奨励費330万円、研究費60万円)
- 国立研究開発法人 科学技術振興機構 (JST) 次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)東京都立大学 領域リフレーミング(Arena Reframing:AR)双対型博士人材育成プロジェクト 2024年4月 - 2024年7月 270万円/年(研究奨励費240万円、研究費30万円)BOOSTへ採択されたため、採用辞退